分銅の不確かさと真の値について
2015.03.06 08:14
お世話になっております。
名古屋精機製作所 佐野です。
分銅の不確かさと真の値について
トレーサビリティのとれた分銅の検査成績書に記載されている、不確かさと協定質量について。
不確かさとは、協定質量というのが、コンパレーターの指示計に表示された数字になり、不確かさは、校正施設で使用された分銅やコンパレーターの能力や環境によって変化します。
毎回の計測によって正確な不確かさは変化しますが、校正施設や検査の精度等級によって不確かさが決められています。
そして、不確かさには、±◯◯mgのように表記されます。質量の値に協定質量を加算し、不確かさの大きさをプラス方向・マイナス方向に幅をとります。なので、質量が20kgで協定質量が+15mgで、不確かさが±300mgの場合には、質量の真の値が19.999 985g±300mgとなり、19.999 685g~20.000 285gの間に真の値があることをさします。
不確かさが小さくなればそれだけ真の値がある範囲が狭くなり、より精度の高い数字が出ることになります。質量の真の値は、質量の値である20kgと、考えられる方がたくさんいると思いますが、真の値は、必ずしも質量の値と同じではないのです。
このことから、不確かさの重要性がわかると思います。
また、当社では、オリジナルの分銅・オモリの製作依頼も受け付けておりますので
電話・FAX・メールお待ちしておりますので
お気軽にご連絡ください
電話でのお見積もりは、 052-361-5021
FAXでのお見積もりは、 052-351-8361
OIML分銅は、名古屋精機製作所でどうぞ!
2015.03.03 08:05
お世話になっております。
名古屋精機製作所 佐野です。
OIMLという言葉を聞いたことはありますか?
OIMLとは、こちらのURL(http://nagoyaseiki.co.jp/link/link1/)でも説明しておりますが
国際法定計量機関の基準に基づいて作られた分銅の事になります。
このOIML分銅は、海外からの輸入に頼っておりますが、名古屋精機製作所では、ある程度の在庫を有しており納期がかかる器物でもご連絡いただければ早期にご用意できる可能性が高くあります。
お困りの時は、名古屋精機製作所に一度ご連絡下さい!
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ステンレス製分銅を買ったはずなのに、錆びてしまった!なんて事はありませんか?
2015.02.20 09:12
お世話になっております。
名古屋精機製作所 佐野です。
一概にステンレス製分銅と言っても、沢山の種類があります。特に、枕型のステンレス製分銅を購入したのに錆びてしまった。という事例を何件か伺ったこともあります。
確かに、ステンレスで製造された分銅は、鋳鉄製の分銅に比べて格段に錆びにくくはありますが、全く錆びないわけではありません。水滴が付いたままになっていたり、薬品などで錆びてしまうこともあります。
まず、錆びないようにしなければなりません。それ以外でも、ステンレス製分銅の中でも、錆びにくい分銅・錆びやすい分銅があるのも事実です。どのようにしてそれを判断すればいいのかは、名古屋精機製作所に直接問い合わせてみてください。
お客様のご満足頂ける回答をご用意してお待ちしております。まずは、お気軽に、見積をお願いします。
また、当社では、オリジナルの分銅・オモリの製作依頼も受け付けておりますので
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