雪や、雨などによる分銅への影響について
2015.02.10 12:18
お世話になっております。
名古屋精機製作所 佐野です。
分銅は、基本的には室内で管理されていると思います。しかし、大型分銅、特に500kgを越える器物に関しては、屋外に放置されている場合もあります。
屋外に置かれた分銅は、雨や雪などの水分を含み、腐食が早く、サビなどのリスクに加え、調整口(黄銅製のネジ部分)から雨などの水分を含んでしまい、分銅の中の侵食と、水分の重さが加わってしまいます。
これでは、正確な重さは出ません。特に、500kg以上のモノに関しては、調整口が上部にあるので、さらに水分が入りやすくなってしまいます。分銅の修理などをしている場合分銅の内部から水を吸い出す作業をすることから始める校正もあるくらいです。
分銅としては、器物にシールなどを貼り付けることはシてはいけませんが、目安の「おもり」扱いのモノであれば、調整口にガムテープなどを貼り付けて置くと水分が入りにくくなるのでオススメです!
ただ、基準分銅などの特定計量器の校正などに使う分銅の場合は、器物(分銅)にシールを貼り付けるのではなく、屋内などのしっかりとした環境で保存を行ってください。
もし、器物「分銅」に水が入っているかもしれないなぁーと思うモノがありましたら、名古屋精機製作所までご相談ください!
また、当社では、オリジナルの分銅・オモリの製作依頼も受け付けておりますので
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