品質保証の原点であるおもりのトレーサビリティはとれていますか?
2013.10.18 10:07
お世話になっております。
名古屋精機製作所 佐野です。
沢山の会社にいろいろな品質保証部があると思います。
いろいろな器物を取り扱う中で見落としがちなのが、
分銅や、おもりの正確性です。
分銅や、おもりなどの、器物は一般的な考えからいくと、外観に破損や、汚れがなければ
重量の変化がないように思われがちです。
しかし、そうではありません。
湿度の高い場所にある場合、鋳鉄などが水分をすって重くなったり
表面上は、サビが見られなくても、鋳鉄の内側で酸化し、サビがつき
重くなっている場合もあります。
このように、おもりや、分銅など、一様でアナログな器物に関しても
定期的なメンテナンスが必要になってきます。
デジタル的なものや、機械的なものだけでなく
こういった、一見変化のしないものに関しても
正確な値を出すには、
定期的な検査・校正を行わなければなりません。
トレーサビリティのとれた分銅をあつかってるからうちは大丈夫!
と、思われるかもしれませんが
そのトレーサブルな器物の証明書はいつ発行されたものですか?
御社の定める定期メンテナンスの日付からオーバーしていませんか?
定期的なメンテナンスは、本当に大事です。
いくらトレーサビリティがとれていても
検査された日から、たくさんの日にちが経過していては
まったく意味がありません。
分銅の、定期メンテナンスを是非実施してください。
御社の分銅は、重量が変化していても基準になっていませんか????
また、当社では、オリジナルの分銅・オモリの製作依頼も受け付けておりますので
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